中村です。
「えっ!
なんでこれやってないんですか?!」
先日対応した
ビジネス個別相談の時の話です。
ある業界で後発組ながらビジネスに参入し
新規客を集めることに力を入れていて
順調に来ているようですが、
とても大きな抜けを発見!
さらに、その業界では
恐らくまだ誰もやっていないであろう
施策を伝授。
しっかりと実践できれば
相当強力なポジショニングを構築し、
後発組でも頭ひとつ抜きんでることが
可能だと思います。
楽しみです!
さて、
私がどんなアドバイスを送ったか?
結論を言ってしまえば、
王道の戦略を伝えただけです。
それを複合的に組み合わせて
ぶつ切りだった施策を
一本の線上に並べてあげたのです。
ひとつの施策を打つなら
そこから波及して多面的に
効果を発揮したほうが良いのは
結果につなげやすいという事は
誰が聞いてもわかることだと思います。
客観的にみると、その施策を打つなら、
これとこれを組み合わせたら
何十倍も効果が出るのに!
という事は本当に少なくありません。
この方は、
もっと違う方法があるのではないか?
という事で、相談を申し込んでくれたのですが
「他にもアドバイスをくれる人がいたのに
数字の話ばかりで中村さんのようなアドバイスは
何もくれなかった!」と言っていました。
正直、それを聞いたとき
「当たり前でしょ
こちらは現場の最前線でたたき上げで
結果出してきたんだからww」
と思いましたが口には出しませんでした(笑)
ほとんどの人は
施策がぶつ切りになっていて
その施策から得られる結果を
最大限に受け取れていません。
しかも!
それが全てだと思い込み
疑問に感じることはありません。
せっかくがんばる意思があるのに
「ちょっと残念だな~」と
いつも私は感じています。
施策に限らずビジネスは、
ビジネスに携わるその人の考えが
ビジネスを構築し結果となるので
自分よりも結果を出している人から
相談を受けることはとても大事だと思います。
もちろん、相談相手は、
数字ばかり中心に話す
会計士コンサルや元銀行員、
コンサルティングファーム上がりの
元肩書きに惑わされないようにしてください。
ただ、求めている結果や答えに対して
これらの方々の力を借りるのは
必要だと思いますので
誤解のないように!
インチキコンサルタントが多いのも
事実なので、相談相手を見極める目
は必要ですねww
施策はぶつ切りにしない。
施策を打つなら
初めの1手から出口までを
一本の線でつなぐようにする。
そのイメージをより具体的に具現化する。
そうすると、掛け合わせた方が良い施策や
外したほうが良い施策が見えてくると思います。
では。