起業するとなったら、ビジネスに関する知識を身に付けたいと思うのも当然です。
世の中には、お金を稼ぐためのノウハウ本やビジネス書があふれていて、どれかを読まないといけないような気になります。
そんなときは、どんな本を読めばいいのでしょう?
それとも、そもそも、ビジネス本などは必要でしょうか?
スモールビジネスに何を落とし込む?
世の中にあふれているビジネス本の多くは、私には難しく感じられることが多く、恥ずかしながらほとんど理解していません。
例えば、時代に関係なく常に注目を浴び続けている、ピーター・ドラッカー氏の書籍やフィリップ・コトラー氏の書籍など、学びの多い素晴らしい内容だろうとは思います。
ただ、地方の工業高校卒業の私の頭脳レベルでは、本の内容を理解し、自分のビジネスに落とし込んでお金に換えるには、複雑すぎるしむずかしすぎます。
世の中のほとんどのビジネスはスモールビジネスです。
近所の魚屋さんや雑貨屋さん、飲食店や美容室や車の整備工場など、オーナーがどのようにとらえているかにかかわらず、スモールビジネスというカテゴリーがあるのなら、世の中のビジネスはほとんどがそのカテゴリーに当てはまると思います。
スモールビジネスオーナーの立ち位置は
みなさんは、それぞれビジネスオーナーの立場でお金を稼ぐために学び、実践し、努力しながら結果を出していると思います。私も多くのビジネス本などから学び、実践してきました。
学びを形にするために実直に努力をしてきましたが、その頑張りとは裏腹に一生懸命やればやるほどビジネスが苦しくなる本末転倒な現実があったのです。
そしてあるとき、「こんなに理解しにくいことを世の中は受け入れ、それが素晴らしいことのように言われているにもかかわらず、なぜ自分のビジネスに落とし込もうとしてもお金に直結させることができないのか?」という疑問を抱いたのです。
その疑問を抱いたことで、スモールビジネスのオーナーとしての自分の立ち位置を再確認するために、自分自身と真剣に向き合いました。そして、世の中で当たり前のように言われているお金を稼ぐための常識が実は違うのではないかと考えた結果、その隠された真実に気づいてしまったのです。
「スモールビジネスのオーナーにビジネス本は必要か?」まとめ
世にあふれる多くのビジネス本の内容は大きな組織向けに書かれたもの。スモールビジネスには複雑すぎる。