経営者は孤独だとよくいわれますが、ビジネスについて誰かに相談したいときはあります。
そんなときは、仕事や経営のことをわかっている人に相談しなければ、何の解決にもなりません。また、特にスモールビジネスは誰かと相談しながら進めていけばいいというものではないのです。
経営者として、物事をどのように考え、決めていくべきでしょうか?
スモールビジネスについて相談したいときは
ビジネスについて誰かに意見を求めるのであれば、集客が得意な人には集客を、法律の相談に乗ってほしいときは、あなたのビジネスの分野に特化した弁護士に聞くのです。
税理士や会計士には、数字上のアドバイスをしてもらうのです。
仮に税理士の先生に、人事や広告戦略の相談をしたとしても、決して意見をうのみにしてはいけません。なぜなら、あくまでもその人は税理士だからです。
ほとんどの人が口にする意見は、無責任な意見です。口をついて出てくる意見の多くは、何の裏付けもない、単なる主観でしかないのです。
仮にある特定の分野で素晴らしい実績を出している人がいても、それがあなたのフィールドの話でなければ、取るに足らない意見しか出てきません。
ノーベル化学賞を取られた方に、集客の相談をしても、あなたが期待するような答えは返ってこないのです。
放置自転車ビジネスパートナー制度では、作業や仕事の進め方など、わからないことがあれば相談できる仕組みを作り上げています。
なぜなら、パートナーが最短で結果を出してもらうには、きちんと仕事がわかる人間が答えを出してあげることが必要だからです。
スモールビジネスの経営方針は誰が決める?
仕事の仕方が分からないとき、家族に「どうしよう?」と聞いても何の解決にもなりませんし、それこそ勝手なやり方で信頼を失ってしまう可能性が高くなります。
そうならないためにも、パートナーへのサポート体制をととのえ、迷いをなくしてお金を稼ぐことに集中できる環境をつくったのです。
作業レベルであれば、相談しながらつくり上げていくというのも、ひとつの方法かもしれませんが、私はそれすらほとんどしません。
なぜなら、スモールビジネスはトップダウンで決めていくのが、一番結果を導きやすいと考えているからです。
ただ、現場の意見は物事を判断するのに有用ですので、従業員同士に相談をさせて、報告を受けることは大切です。
私が伝えたいのは、相談が悪いということではありません。
経営方針など、あなたが経営者として決めなければならないことを、誰かに相談しながら結論を出すという状況は避けなければならないのです。
「スモールビジネスの経営方針はトップダウンで決めていい?」まとめ
スモールビジネスでは、ビジネスの方向性など経営者としての決断は誰かに相談しながら行うことは避けるべき。