チラシなどの集客ツールをつくる目的はお客さんを呼び込み、買ってもらうことです。
そのためには、お客さんが反応するしかけをチラシに盛り込まなければなりません。
そのしかけの1つがオファーですが、オファーはマーケティング手法の基本であり、ビジネスを成功させる上で重要な要素です。
オファーとは、どのようなものか、どう使うべきかを説明します。
集客効果につながるオファーとは
オファーとは、簡単に言うと「○○してくれれば△△してあげる」というものです。
「来店してくれたら割引券プレゼント」とか「1個買ったらもう1個プレゼント」とか「送料無料」とかの、集客効果をアップさせる、いわゆる「特典」です。キャンペーンやセールもオファーです。
相手にメリットを与えて、こちらが意図する行動を取ってもらうことなので、ビジネスだけに限らず、提案するすべての事柄がオファーだと言っても過言ではありません。
通信販売などでよくある例が、「無料サンプル差し上げます」とか「 30日間無料お試し」などです。
無料の何かを売ることで興味のあるお客さんを集め、顧客リストを取り、その後に商品やサービスを購入してもらうDRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)はマーケティング手法の王道戦略です。したがって、集客ツールであるチラシにも盛り込むべきものです。
オファーは無料にこだわる必要はありませんが「無料○○」の一覧を掲載してみます。
「無料サンプル」「無料メールマガジン」「無料電話相談」「無料個別相談」「無料メール相談」「無料施術」「無料試食」「無料試飲」「無料傍聴」「無料体験」「無料試着」「無料診断」「無料モニター」「無料講習会」「無料セミナー」「無料試写」「無料点検」「無料見学会」「無料カタログ」「無料レポート」「無料小冊子」「無料出張サービス」「無料コンサルティング」
こういったオファーはどこでも目にすることが可能ですので、面白そうなオファーを見つけたら、実際に申し込んでみるのもよいと思います。
集客の入り口となるオファー
商品やサービスを購入してもらう、いわば集客の入口としてオファーを用意し、オファーを軸に戦略を立てることでビジネスに厚みを増すことが可能となります。
オファーが強力であればあるほど、お客さんは行動に移しやすくなるので、強力なオファーをつくり集客ツールなどに徹底的に活用するのです。
オファーはビジネスを左右するほど重要な要素ですので、オファーの内容と同時に、オファーを軸にどのような戦略でビジネスを進めているのかを読み解き、しっかりパクって ほしいと思います。
もっともポピュラーなオファーとして無料プレゼントが多いですが、原価がかかるものを無料オファーとして提供すると元を取るまでの時間がかかり、リスクとなる要素が出てきてしまうので、赤字にならない価格で安く提供するやり方が、スモールビジネスにはマッチしているのではないかと思います。
安くオファーで集客したあとは、きちんと利益の取れる商品やサービスを提供して利益に落とし込むようにしなければなりません。オファーからその後の商品やサービスをお金に換えるまでの一連の流れをつくる作業は重要です。
世の中にはオファーがあふれています。「ランチ大盛りサービス」「レディースデー」「2着目1000円」「トラック無料貸出し」などなど、とにかく街を歩けばオファーだらけです。
必ずあなたのビジネスに活用できるオファーを見つけることができますので、わかりやすくて強力、かつ地元のライバルがやっていないオファーを意識して見つけ出し、あなたのビジネスに取り入れて集客効果をアップさせましょう。
「集客ツールの効果をアップさせるオファーってなに?」まとめ
オファーは集客の入り口となるもの。自分のビジネスに活用できるオファーを見つけて集客ツールに取り入れよう。