ビジネスを立ち上げるにあたって、経営者としてのスタンスを決めましょう。
経営者のスタンスは、商品やサービスを売っていく上で非常に大切なものです。スタンスといっても、その決め方は、性格や考え方によって違ってきます。
何を意識してスタンスをつくり上げていけばよいのか、お話ししましょう。
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商品サービスを売る前に経営者がするべきこと
経営者として、実際にスタンスをつくり上げていくには、どうすればいいのでしょう?
例えば、「対等の立場で話す」というスタンスをつくろうとします。言葉にしてしまえば簡単ですが、商品やサービスを買ってほしいという気持ちが強いと、自分の立場が弱くなるという場面が出てきます。
もちろん、交渉の現場では、相手を立てたりこちらが引いたりと、初めから終わりまで完全に対等に話を進めていくことはあり得ませんが、必要以上に相手より弱くなってはいけません。
相手より立場が弱くなると、ムダにサービスの幅を広げてしまったり、調子よく話を合わせようとして、自信がないように感じられてしまいます。
仮に、相手より立場が弱くなってしまったのであれば、「なぜ弱くなったのか?」という原因をまず考えなければなりません。
商品知識がなかったからかもしれません。お客さんが何を望んでいたかを聞き取れていなかったからかもしれません。情熱的になりすぎて相手が引いてしまったのかもしれませんし、そもそもはじめから自信がなかったからかもしれません。
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経営者としてブレないスタンスをつくるには
とにかく原因を見つけるのです。そして、どうすればその原因をクリアできるかをとことん考えるのです。とことん考えて原因を明確にし、その原因をクリアするのです。
この段階がスタンスを決める大きなポイントになります。その次に、「どう対処すればよかったのか?」ということをいく通りもシミュレーションして、実践で落とし込むのです。
このどう対処すればいいのか?というのが、いわゆるノウハウの部分になります。
ほとんどの人は、うまくいかなかった原因を探らずに、対処法ばかり求めようとします。これでは、表面的には取りつくうことはできるかもしれませんが、中身のない薄っぺらな、その場しのぎのやり方しか身につきません。
応酬話法を身につけても、イエス・バット話法を身につけても、あなた自身の根本的なスタンスがブレていたり、スタンスが弱ければ何も変わらないのです。
反省を意識して、根本的な原因をクリアし対処しましょう。これを短期間で回数をこなせば必ずあなたのスキルはアップします。
「商品やサービスを売る前に経営者としてのスタンスを決める」まとめ
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