お金を稼ぐ方法はいろいろだけど、結局、お金は誰にもらう?

起業してお金を稼ぐ方法はいろいろとありますが、どのようなビジネスでもお客さんが「人」であることに変わりはありません。

つまり、ビジネスとは生きた人間を相手に行うもので、お金を出すのも人間だということです。

これは、つねに忘れてはいけないビジネスの大原則といえます。

だからこそ、起業前からどのようなことをしておくべきか、お知らせします。

お金を稼ぐことは人と向き合うこと

起業すると、どんな商売をするにしても、お金を動かすことになります。お金を動かすからには、たとえインターネットビジネスであっても、パソコンの向こう側には人がいるのです。ペット用品を扱っていてもお客さんは人です。

つまり、私たちは人間を相手にビジネスをしているのです。お金を出すのは人間です。

サラリーマン、商売人に関わらず、この基本原則を理解していない人がたくさんいます。人と向き合わなければ、お金を稼ぐことはできません。

だから、起業する前に、人と直接話してお金を稼ぐ経験をするべきです。

サラリーマン時代にもっとも簡単に経験できる方法はフリーマーケットへの出店でしょう。家にあるものを何でもいいから持って行って、売ってみましょう。

フリーマーケットはいわば小さな商店街です。

周囲には、同じような商品を扱っている人も大勢います。どうすれば、その人たちよりも売れるか、さまざまな方法を試してみましょう。

お金を稼ぐことを体で覚える

例えば、高く売ってみる。そして安く売ってみる。声をかけてみる、かけないでおく。整然と並べてみる、雑然と並べておく…。値付けだけでなく、呼び込みや陳列など、いろんな方法をトライしてみましょう。

それぞれの反応を見ながら、どうしたらお客さんが集まってくるのか、どんな商品が好まれるのか、どのような質問が多く、どういう会話をすれば盛りあがるのかなどを体で覚えていきましょう。

1000円で売りたいものを、「500円にまけてくれ」と言われたら、

最初は「じゃあ、しょうがない」と言い値で売ってしまっていたものが、

「500円はさすがに無理だけど、700円だったらいいよ」と交渉を覚えるようになり、

「1000円より安くは出来ないけど、その代わり何かサービスするよ」

という具合に、値下げをしない売り方を覚えるようになるかもしれません。こういうお金を稼ぐための感覚は実際にやってみないと身につかないのです。

何回か出店していると、変わった商品を扱っている店や、なぜだか分からないけれど人だかりができている店が目につくものです。そうした店の出店者に声をかけて、

「仕入れはどうしているの?」

「どこか良い場所ある?」

なんて聞けば、意外な情報を教えくれるかもしれません。

フリーマーケットは土地や季節によっては、客層や売れるもの、売れないものにも差がでるため、さまざまなところに出店してみるのも面白いかもしれません。


「お金を稼ぐ方法はいろいろだけど、結局、お金は誰にもらう?」まとめ

人と向き合わずに、どんなビジネスもできない。起業前に、人と直接会話してお金を稼ぐ経験をしておこう。

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