聞く力を身に着ければビジネスは圧倒的優位に進めて行くことができる様になります。
聞くということは、1円もお金をかけずにできることです。しかもそのスキルを身に着けることが、お金を稼ぐことに直結しているとしたら、身に着けない理由はありません。
聞く力がもたらすパワーと、聞く力を身に着ける方法をお伝えします。
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お金を稼ぐための聞く力
聞くという行為によって、1円も経費をかけることなく、お金を稼ぐことができます。私は聞くことでビジネスを切り拓いてきたといっても過言ではありません。
もちろん、聞くことを初めから理解していたわけでも、できていたわけでもありません。どのように聞く力を身につけていったかというと、そうせざるをえない状況になったからというのが正解です。
私が営業マンとして働いていた頃、自主的に上司に毎日報告をしていました。報告時に見込み客とのやり取りを話すと、ひとつひとつの話にいちいち質問をしてくるのです。
例えば、自分としては手ごたえを感じていて、良い感じですと報告をすると、「どうしてそう思うの?」と聞いてきます。ちょっとムカつきながら、その理由をこたえると、「それは本人が言ったことなの?」と聞いてきます。
「いや、言ってませんけど恐らくそうだと思います」と返答すると、「なぜ本人が言ってないのに分かるの?本当にそうなの?」とさらに追及されます。
こちらが聞けていないことをわかった上で、意地悪く追及してくるのです。私はいちいち言われるのがイヤなので、その場をしのぐためにあやふやな答えを返すと、またさらに突っ込んでくる。
最後には「すみません、聞けていませんでした」といって完敗です。はっきりいって、ものすごくストレスを感じる拷問のような地獄の時間でした。しかも、それが毎日…。
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聞く力がお金に直結する
しかし、その拷問のようなやり取りを繰り返すうちに、自分が聞けていなかったポイントを理解できるようになったのです。そのポイントは契約までたどり着くために絶対に把握しておくべきポイントでした。
さらに、今まで聞けていなかったことを聞けるようになると、ものすごく話がスムーズに進むようになり、契約数も飛躍的に伸びていったのです。
毎日拷問のようなやり取りを1秒でも早く終わらせたい一心でした。とにかく聞くことに集中して報告をするために、このとき初めて、聞くことを本気で意識するようになったのです。
聞く力がこれほどまでにお金に直結することに気づかされました。商品説明などはできて当たり前です。何を話すかを意識するのは新人の仕事です。
セールス上手な営業マンは、質問がすごく上手です。質問を投げて返ってきた答えに対し、ベストな説明をしたり、さらに質問を投げるのです。
あなたがお客さんとして何かを売られる状態にあるとき、販売員や営業マンが何を話しているかよりも、「どのタイミングでどんな質問をしているか?」ということを注意して観察しましょう。
そして、それを自分のビジネスにあてはめていくのです。そうすることで、お金へと直結する、質の高い質問ができるようになります。
「聞く力を身に着けるための最高の訓練の場とは?」まとめ
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