自社の集客や顧客サービスを向上させるためには、ライバル社やライバル店を偵察することも大事です。
ライバルといえば、同じ業種・業界の動向にばかり目が向きがちですが、偵察するべきはそれだけではありません。また、偵察するなら、効率よくライバル情報を得たいものです。
そのための方法をお伝えします。
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競合他社、競合店は同業だけじゃない?
私が競合他社や競合店を偵察するときは、基本的には2パターンの方法で情報を得るようにしています。
1、同業他社の偵察
ひとつは、同業のライバル店で接客などの顧客サービスを受けてみて、その商品を実際に買ってみるという、同業や直接的なライバル店を偵察する方法です。
同業を偵察するのは、業界のやり方や自分のビジネスに足りていないこと、優位なことを直接的に見て取れるので、多くの人がやっていることだと思います。
2、自社ターゲットが利用する異業種の偵察
ふたつめは、自分がターゲットとしている年代のお客さんが立ち寄る異業種のお店に行ってみる方法です。
お客さんは限られた収入の中で日々の生活を送ります。当たり前ですが、あなたが扱う商品やサービスにだけにお金を払うわけではなく、米も買えば服も買うのです。
だから、ターゲットとしているお客さんが、どういう物を買ったり、どのような顧客サービスを受けているのか、実際に体験して知るのはとても大切です。
偵察全般にいえますが、「うちの方が美味しい」とか「商品点数は私のお店の方が多い」などと、自社と他社の優劣をつけるために偵察に行くのではありません。
自分のビジネスと比べると優劣をつけたくなるかもしれませんが、優劣をつけるとネガティブな点にばかり目が行き、良い点が隠れてしまいます。
したがって、基本的には良いことを学びとるというポジティブな意識で偵察に行きましょう。
「最強のリサーチは同業以上に異業種から得られる情報だ」まとめ
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