顧客リストはスモールビジネスを支える大切な資産

リピート客になってもらうことを目的に、お客さんを囲い込もうと顧客リストを集めているお店は多いと思います。

顧客リストはあなたのお店の資産となる非常に大切なものですが、本当にその価値をわかっている人は少ないようです。

顧客リストがあれば、どんなことができるのか、どのように役に立つのか、私の経験もまじえてお話ししたいと思います。

顧客リストの本当の価値とは

会員になってもらうことで顧客を囲い込み、リピートをしてもらうということなのですが、多くの人がこの「顧客リスト」の意味を本当に理解していません。

顧客リストを持っていれば、好きなタイミングで好きなようにお客さんに情報を提示することができるのです。

顧客リストがあるだけで、プッシュ営業をかけられるということです。

ビジネスには売上げの波がつきものです。売れる時期と売れない時期、売れる日と売れない日が必ずあります。

だから、DM、ニュースレター、はがき、クーポン、メールといった飛び道具を使ってお客さんの足をお店に向けさせることが必要なのです。

スモールビジネスはお客さんに認知よりも認識してもらう必要があります。

顧客リストは資産になる

例えば、以前クリスマスにケーキを購入してもらったお客さんに、またケーキを購入してもらいたいと思っても、こちらからお客さんに情報を伝えることができなければ、思い出してもらえる確率は一気に下がってしまいます。

でも、お客さんの連絡先を知っていたら、一生懸命つくったケーキとお店の情報を誕生日やクリスマスなどに伝えることで、購入してもらえる可能性が高まるのです。

しかも、DMなどであれば100円程度で送ることができます。つまり、集客コストが100円ということです。これは本当にすごいことだと思いませんか?

顧客リストを、あなたのビジネスを支えてくれる資産ととらえ、本気でリストを集めるようにしてください。

私の住む福島県いわき市は、東日本大震災の影響をまともに受けた地区でもあります。震災後は3ヶ月間売上げゼロという状況に陥りましたが、それでもお客さんを引き戻すことができたのは、顧客リストがあったからです。

顧客リストがなければ、お店が再開したことすら伝えることができませんでしたので、客足を戻すことはできなかったかもしれません。

スモールビジネスでビジネスを形づくるために、顧客リストは資産になることを理解して、きっちりと集めるようにしてください。


「顧客リストはスモールビジネスを支える大切な資産」まとめ

顧客リストがあれば、好きなタイミングでお客さんにプッシュ営業をかけられる。大切な資産になるので、本気で集めよう。

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