ビジネスを続けるうちに商品やサービスや経営方針など、迷いを持つことがあります。
そんなときは、誰かの意見を求めたくなりますが、相手を間違えると、とんでもないことになる可能性も。経営者が意見を聞くべき相手とは、誰でしょうか?
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お金を払ってくれる人の意見だけを聞け
ビジネスをつくり上げていくとき、経営者である私には、できる限り意見に耳を傾けるようにする人がいます。
それは、お金を払ってくれる人です。それ以外の意見ははっきり言ってジャマなだけです。
友人や家族に「この商品どうかな?」と聞く人がいますが、それをお客さんではない人に聞いても、本当の答えはわかりません。
なぜなら、その人はお金を払ってくれるわけでも、商品やサービスに興味のある人でもないのですから。
特にビジネスを立ち上げるときに、商品やサービスが思うように売れずに低迷し、自信が薄れ迷いが生じると、身近な人やビジネスでうまくいっている人に商品やサービスの意見を求める人がいます。
仮に、ポジティブな意見が返ってこなければ、自信がない人は「やめておこう」となり、何か良い商品やサービスを探し続けることになりがちです。
自信のある人が近くの人に意見を聞く場合の多くは、はじめから同調してほしいという欲求や、すごいと言ってほしいという顕示欲の方が強いので、相談を受ける方はたまったものではありません。
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経営者として聞く人を選ぶべき理由
どちらにしても、お客さんではない人に意見を聞くことは時間のムダでしかありません。なぜなら、その商品やサービスが良いか悪いかは、実際に売ってみて初めてわかることだからです。
仮に、商品がいまいちパッとしなくてもガンガン売れるのであれば、それは市場に受け入れられたということですから、その答えがすべてです。
お金を払わない人の意見を聞いても、混乱するだけで何もいいことなんてありません。人というのは意見を聞くと、なぜか悪い印象の方が圧倒的に出てくるものです。そんな意見に真剣に耳を傾けてはいけません。
私たちは預言者ではありません。誰にも未来はわかりません。だから、実際に人の目にさらすことで、結果を受け止めるしかないのです。
仮に、あなたの友人が「それは絶対いける!」と言ったことをきっかけに、大量に仕入れをしたのにまったく売れなかったとしても、その友人が在庫の責任を取ってくれることはありません。
本当の答えはつねにお客さんにしかわかりません。経営者として、聞く人をきちんと選ぶことはとても大事なのです。
「答えはお客さんが持っている。相談相手を間違えるな」まとめ
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