商品やサービスのグレードを上げて高単価にするなど、より多くのお金を稼ぐためのテクニックがあります。
こうしたテクニックは即効性がありますが、その効果はずっと続くものではありません。
したがって、稼ぐためのテクニックに頼っていると、次から次に新しいテクニックを求めてさまようことになってしまいます。
テクニックに踊らされず、うまく活用して着実に稼いでいくためには、何が大切なのかお話ししましょう。
稼ぐことの本質を見つけることが何より大事
付属品や無形のサービスを一緒に売るとか、商品やサービスのグレードをワンランク上げたり、マッサージのように時間を延長することで、顧客単価を高める売り方(アップセル・クロスセル)があります。
例えば、ガソリンスタンドで給油中に「洗車はいかがですか?」とか「一緒に水抜き剤はどうですか?」といったタイプのサービスや商品を売り込むやり方ですね。
このアップセル・クロスセルは、テクニックとして効果が高いことは実証済みです。ぜひ取り入れてほしいのですが、加えて非常に大切なことがあります。それは、同一の商品からお金を生み出すポイントを見つけることは、本質的にお金を生み出す要素を見つけるということです。
これが、「テクニックと本質的にお金を生み出すビジネスの違い」になります。お金を稼ぐ人が上手な人は、その本質を見つけ、さらにテクニックで儲けを出していくのです。
このモノの見方ひとつだけでも、その奥深さを理解してもらえればとてもうれしいのですが、この本質を理解しておかないと、一見すごそうなテクニックに惑わされてしまうことが頻繁に起きてしまいます。
稼ぐためのテクニックの効果はいつかなくなる?
テクニックは即効性があり、目に見えて分かりやすいので、ウケも良いものです。しかし、テクニックで売上げを上げたはいいが、テクニックの効果がなくなってしまって経営が苦しくなってしまったという経営者が本当に多くいます。
テクニックはすぐに広まり、その新鮮味が無くなれば、効果は落ちていきます。したがって、テクニックに頼った経営をしていると、次から次へとテクニックを求めさまよう、テクニック中毒におちいってしまいます。
つまり、新しいテクニックを見つけることができなければ、テクニックとともに売上げが沈むことを意味します。
そこで、テクニックだけに頼るのではなく、自分のビジネスモデルをきちんと理解した上で、テクニックを活用することで、お金を生み出し、さらに盤石な経営体質としていくことが可能となるのです。
ビジネスモデルは全ての土台の基盤になります。その土台がきちんとしていればテクニックはさらに生きますが、土台がしっかりしていなければ、どんなにテクニックを用いても長期的な結果をつかむことはできません。
このサイトでは、テクニックよりも、ビジネスモデルという土台に焦点を当ててお伝えしています。テクニックだけに踊らされることなく、土台がしかっりとしたビジネスモデルを選ぶことが何より大切なのです。
「稼ぐためのテクニックに踊らされないために」まとめ
稼ぐためのテクニックの効果は時間とともに薄れていくもの。テクニックに頼るのではなく、ビジネスの土台となるビジネスモデルを確立させることが何より大事。