起業するなら、ビジネスの知識がたくさんある方が良いように思えます。
知識があるに越したことはありませんが、学びは結果へとつなぐことを意識しなければなりません。ビジネスの現場で結果へつなげる効果的な多読の仕方をお伝えします。
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ビジネス知識は経験により強化される
「おすすめのビジネス書はありますか?」という質問を受けることがあります。他社におすすめのビジネス書を聞くのはとてもいいことだと思います。それを聞いたことで、意外な本との出会いがあるからです。
同時に、この質問は悪くはないのですが、ビジネスの知識や経験、目的やスタンスなど、本人のレベルとマッチしていないと、同じ本を読んでも腑に落ちなかったり、頭でっかちになってしまう人が多いので、答えに困ってしまう質問でもあります。
このような質問をされた方には、私が廃業から復活するために学びをどのようにお金を稼ぐ力に変えていったかをお話ししています。
私は廃業後、年間で300冊以上の本に目を通しました。初めは色々なジャンルの本を乱読していました。
とにかくたくさんの本に目を通しましたが、会計や経営、組織管理など、一度に多くのジャンルのビジネス知識を取り入れても、知識が増えるだけで頭が混乱してしまうことがわかりました。
結局、一生懸命勉強しても経験がなければ、それはただの知識でしかないと感じたのです。そこで、当時は営業の仕事をしていたこともあり、営業のジャンルにしぼって本を読むようにしたのです。
ジャンルを絞っても、初めは「どんな本を読めばいいんだろう?」と迷うかもしれませんが、タイトルでも何でもいいので、少しでも興味を感じた本を手にしてください。
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ビジネス書に書かれている知識を自分のものにする
多くの本を読むと、その中に興味を引かれる著者が見つかります。興味を持った著者の本は全部読むと良いでしょう。
著書の中におすすめの本や関連書籍、参考書籍が書かれていると思いますので、数冊程度の紹介なら全部読みましょう。紹介数が多い場合は、他の本にも紹介されている人の本を中心に、できる限り多く読みます。
著者のホームページも見に行き、無料で手に入る情報は入手します。メールアドレスや必要事項を登録すれば無料でもらえる情報があるので、入手してほしいと思います。興味があれば教材など購入するのもよいでしょう。
次に、書籍を出している人の周りには、その人の弟子や仲間なども本を出している可能性が高いので、その人たちの本にも目を通します。弟子や仲間の本を読むと、やり方やビジネスの組み立て方などが、似ていたりする部分を発見することができます。
これを何度かくり返すと、大まかながらその人のやり方や思考が何となくわかるようになってくるはずです。そして、それらをひとつひとつ実践して自分に落とし込んでいくのです。
私の場合、たまに全く別のジャンルの本を1冊か2冊読むことで、効果的に学びが深まるような気がしています。
「ビジネス書から得た知識を結果へつなげる多読のポイント」まとめ
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