ビジネスの立ち上げにはスピード感が大事

ビジネスを立ち上げるということは、ビジネスを軌道に乗せる初期段階といえます。

したがって、非常に大事な時期なのですが、スモールビジネスにはあまり時間の余裕はありません。

また、時間をムダにすることは、お金をムダにすることになるので、ビジネスの立ち上げにはスピードが必要です。

私が実際に着物リサイクルビジネスをわずか2ヵ月で立ち上げたときのことをお話しします。

ビジネス立ち上げのステージとは

起業して最短で結果を出すには、パクるのもあり?でもお伝えした通り、ビジネスを構築するには、すべてゼロから考え出す必要はありません。スピード感が大事だからです。

ビジネスの核となるポイントを見出し、ウリをパクリ、集客をパクリ、コンセプトをパクリ、世の中にあふれている他人が行なっているすべてをパクリ、それを自分のビジネスでお金に換えるためにテストを重ね、情報の精度を高め、実際にビジネスとしての見通しを立てることができたら、ビジネスの立ち上げとしては8割がた完了したと言ってもよいでしょう。

あとはこの流れを繰り返しながら、ビジネスを軌道に乗せていくことになります。

私は着物リサイクルを始めたとき、着物の市場やビジネスの核となるポイントを調べ、着物をお金に換える業者専門のオークションに出向き、買取り価格の相場を調べ、チラシをつくり、実際にチラシをまき、買取りを実施し、買取りした着物をオークションで現金に換え、オークションで値段のつかなかった着物を出張販売で売り、さらに着物をほどいて手芸用の生地として販売することをして、ビジネスとして成立させることができる道筋をつくりました。

こうして立ち上げにかかった15期間は2ヶ月弱でした。

実際に使ったお金は、買取りの金額やチラシ代なども含めて、およそ 30万円だったと思います。そのなかの15万円ほどはオークションに出して回収していましたし、実際に出張販売などをして売上げをつくることができていたので、この時点で 30万円ほどは利益として手元に残っていました。ここまでが立ち上げのステージとなります。

ビジネスを軌道に乗せるのも高速で

次からはいよいよビジネスを軌道に乗せるステージへと進んでいきます。

軌道に乗せるステージの初期段階は、いまお話しした流れを高速で回転させるだけでしたので、利益となった 30万円を元手に、その後約3週間で着物の買取りを仕掛け、単月で2500枚以上の着物が集まる仕組みをつくり、地域ナンバーワンとなりました。

同時に出張販売を強化し、また倉庫として使用していた場所の一部を簡易店舗として開放し販売も手掛けていき、リサイクル着物の在庫数でも地域ナンバーワンにさせることができたのです。

この時点で100万円以上の利益を手にしていた記憶があります。無知・未経験の着物リサイクルビジネスをまったくのゼロから立ち上げてから約3ヶ月後の出来事です。

これが「すごい」とか「あなただからできたんでしょ」とか、そういうことではなく、このサイトでお伝えしていることを私は実践し、その結果3ヶ月という期間で、ここまで形にすることができたということを知っておいてほしいのです。


「ビジネスの立ち上げにはスピード感が大事」まとめ

ビジネスの立ち上げから軌道に乗せるまでスピーディに行うことが大事。スモールビジネス思考と戦略があれば、それが可能。

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