商品やサービスを現金に換えることができなければ、ビジネスは成立しません。
この現金化できるポイントをキャッシュポイントといいます。
ここで、重要になるのが、1つの商品やサービスに手を加えずに現金に換えることと複数のキャッシュポイントを見つけることです。
それが、具体的にどういうことか、実例をまじえて説明します。
ビジネスには欠かせない現金化ポイント
ビジネスのキャッシュポイントについて、放置自転車ビジネスと着物リサイクルを例に見ていきたいと思います。
まず前提として、私の言うキャッシュポイントとは、「1つの商品やサービスから、手を加えずに現金化できるポイントを増やす」ことだと頭に入れておいてください。
放置自転車ビジネスも着物リサイクルもリサイクル業になりますので、基本的にビジネスの核となるポイントは「集める」ことになります。商品を集められればビジネスとして成立させられるということです。
放置自転車ビジネスでは、きちんと手続きを踏んだうえで回収した自転車を、販売、輸出、レンタル、鉄くずとして現金化することができます。
ここで注目してほしいポイントは、「自転車という商品に手を加えることなく、自転車の状態やその時々の相場などによって、現金化できる」ということです。
さらに、お金をいただいて撤去(有料撤去)するサービスもあるので、さらに現金化できるポイントを増やすことが可能となります。
有料撤去は、ある意味仕入れの時点で利益を発生させることになるので、とても興味深いポイントではないかと思います。
これがスモールビジネスでとても重要なキャッシュポイントの考え方になります。
「ビジネスの現金化ポイントを把握しよう」まとめ
スモールビジネスでは、1つの商品やサービスに手を加えずに現金化できるポイントを増やすことが何よりも重要。